ブログを立ち上げたときには、こんな辛い経験をした、あんな悲しい思いをした、というような内容になりそうだと思っていました。
とりあえず何も決めず何も考えずに、書きたいことを書くようにしていたのですが、なぜか淡々と自分の考えを書いているだけのブログになっています。
一番辛かったのは家族や職場の人間関係だったのですが、不思議とそのことを書こうという気持ちにあまりならないのです。
別段記憶を封印しているのでもなく、忘れていることすらあります。
前にも書きましたが、磨耗したというべきか、自分が苦しむことができる最大限苦しんでしまったという実感があり、使い古された言い回しですが過去のものにできたという感じです。
それとは別に、もともとASD(アスペルガー症候群)なので、感情を表すことが苦手だということも関係していると思います。
どうにも、自分のそのときの感情を言葉で言い表わすことが難しいのです。
このブログが気の抜けた炭酸飲料のような印象なのも、そのためだと思っています。
興味深いので、そのような自分を観察しています。そして、その分析をブログに書こうと思っています。
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