遮断

昨日は洗脳という言葉を使いましたが、共依存関係には外部からの遮断という面があるので、洗脳という言葉は的外れとは言えないと思います。閉じた関係というのか、逃げ道を断つというのか、他に選択肢があることを知らせないようにするのです。

私の親は「お前しかいない」というようなことをよく言っていて、私に何かを意に反してさせようとする時に半ば脅迫めいた感じでそれを口にします。もちろん私は一人っ子なのでその言葉は一応は間違っていないのですが、自分達の都合で一人っ子にしたことは棚に上げています。

ＤＶ配偶者も、お前と我慢して結婚する人間は自分しかいないであるとか、自分のことを理解してくれるのはお前だけであるなどと言って、相手が簡単には逃げられないようにするのではないかと思います。

さらに、相手が第三者と関係を持つことを快く思わないということもあります。例えば私の親は、私が友人とどこかに行くことすら不愉快に思っていた感じでした。

相手の自由や意思を尊重しない関係は歪んでいます。