同僚が自殺したということを知り、とても動揺しました。他人事ではなかったからです。
遺族のかたが何も言わないのをいいことに、あくまでも個人の責任にして知らぬふりを決め込む上司の態度にも、腹を立てていました。
動揺していると当時の精神科医に言うと、「何か職場がケアしてくれていますか?」と聞かれました。
そのようなときには職場で何らかのケアをするものだ、というような口ぶりでした。
もちろん、何もありませんでした。
そもそもそのような職場だから、同僚が死を選ぶことになったのではないかとも考えられます。
その後職場の環境が変わったかといえば、答えはノーです。
彼女の死を無にしないためには、自分は何をすればいいのか3年以上経った今もずっと考えています。
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