昨日は結婚のことを書きましたが、私自身は結婚に際して入籍と写真撮影以外には特に何もしませんでした。もともと結婚式をするつもりも旅行をするつもりもなかったのですが、直前に夫の母が亡くなったからだと周囲には思われているかも知れません。とにかく、就職と転居だけで手一杯だったということもあります。
写真撮影にしても、私の希望ではなく伯母がしつこく写真くらい撮ったらどうかと言ったので仕方なく撮影したというなりゆきです。撮影の際、スタッフの方が笑顔のない私のことを気にしておいでで何度も笑うように言われたのですが、夫の親族にも写真を送ることを考えると、夫の母が亡くなった直後に満面の笑みで写る訳にも行かず困ったことを覚えています。
ただ、昨日書いたように私の方は就職は決まっていましたが、夫は無職なのでそもそも周囲に祝福ムードがなかったことも事実です。
そして、夫の母の逝去があったので本当ならば結婚を延期すべきだったのですが、私の神戸行きがあったために、予定していた家族同士の顔合わせは取り止めて籍だけ入れることになりました。
もしかしたら、それも私が夫側の親族に良く思われない理由の一つかも知れません。夫の父の実家は島根で、冠婚葬祭を大切にするからです。
以前も書きましたが、今思うと当時既に鬱に足を踏み入れていた状態でしたので、結婚と就職と転居を一度にしてしまったことで、鬱に大きな悪影響を与えたのではないかと思います。健康な人でも、環境の変化はそれがいいものであっても鬱の原因になることが結構あると思います。
いずれにしてもあまりに多忙だったため、当時のことは夫の母の葬儀のこと以外はほとんど記憶にありません。
結婚指輪は結婚後何年か経って、何を思ったかある日突然私の両親が指輪くらい買ったらどうかと言い出したので購入しました。
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