ASD(アスペルガー症候群)を抱えている人は、個人主義者であることが多いと思います。
女子校に通っていたこともあるのですが、よくいわれるようにまさしくお手洗いまで連れ立って行く、という人も多かったです。
京都に住んでいると、旅行者らしい女性グループを見かけることも多いです。どちらかといえば、男性より女性の方がグループ行動をする人が多いようです。
私は少数の友人と長く付き合うタイプで、集団行動が苦手な個人主義者ですが、当時はまだそれに気づいていませんでした。
むしろ、どうして自分は他の人のようにうまく人付き合いができないのだろうと、診断を受けるまでは悩み続けていました。
友人は多ければ多いほどいいという固定観念にとらわれていたのです。それに加えて、毒親育ちであることからどんな人とも自分を押し殺してうまくやっていかなければならないという強迫観念にもとらわれていました。
ASD(アスペルガー症候群)であることがわかって、ようやく初めて自分が個人主義者であることに気づき、気持ちが軽くなったのを覚えています。
おそらく私は、これからもたくさんの友人と連れ立って行動するということはしないでしょう。
それはそれで個人の選択だと思えるようになりました。
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