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琵琶湖疏水沿いをよく散歩します。琵琶湖疏水は南禅寺の手前から西に流れ白川(上の写真は白川の様子です)となって祇園を抜けて鴨川に合流し、北に哲学の道沿いに流れて北白川となっています。南禅寺から少し歩いたところに琵琶湖疏水記念館があって、そこでは疏水について様々なことを知ることが出来ます。ボトル詰めした疏水の水(飲料用)を買うことも出来ます。

琵琶湖疏水記念館
京都市上下水道局が運営する琵琶湖疏水記念館の公式サイト。琵琶湖疏水の概要や疏水周辺施設の見どころ、当館の展示資料などをご紹介しています。

琵琶湖は京都の水瓶と言われていますが、私の住んでいるあたりの人口の9割くらいは私を含め水道水として琵琶湖の水を利用させて貰っているそうです。滋賀県には足を向けて寝られません。明治時代に東京に遷都したことで、凋落した京都を再度盛り上げるための公共事業として疏水事業が立ち上げられたそうです。大津まで第一疏水と第二疏水が通っていますが、山科市と大津市にある疏水の施設全体は京都市の管轄になっているそうです。

南禅寺の境内にはレンガ作りの水路閣が通っていますが、疏水が上を流れています。

付近には、無鄰菴や平安神宮など疏水を引き込んだ庭造りのところが多いです。平安神宮の神苑には琵琶湖の固有種の魚がいるそうです。

無鄰菴庭園

3年前に琵琶湖疏水を運行する琵琶湖疏水船が再開したのですが、何度か乗船しました。第一疏水を大津から山科を経由して蹴上まで、3本のトンネルがあり下り約1時間上り約35分で春と秋に運行されています。春は桜と菜の花、秋は紅葉を楽しむことも出来ます。途中天智天皇陵の側も通ります。

疏水の敷地からしか見られない水門や、トンネル出入り口の扁額やトンネル内の縦坑、トンネル内の扁額などを見ることが出来ます。ウェブサイトで予約出来ますが、今は競争率が高くて発売開始からあっという間に満席になってしまいます。

下にあげた動画は、蹴上を出発してトンネルに入るところをスマートフォンで撮影したものです。

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