人は様々な形で命を終えます。病気で、災害で、飢えで。
誰がいつどんな形で死ぬのか。
それを決めるのが、政治ではないかと思います。戦争は言うまでもなく、自然は時に脅威であり資源は有限であるため、平和な時にもある政策を取ることあるいは取らないことで人が死ぬ、ということが人間の歴史の中で繰り返されてきました。
指導者たる者は、誰がいつどんな形で死ぬのが最も集団の利益にかなうのかを考え、決断しなければなりません。例えば疫病で死ぬのか、それとも経済活動が止まることで死ぬのか。
私のような凡人には決して真似の出来ない決断です。
生命はかけがえのないものだから、死に追いやることと引き換えに、その死を弔い死者に名誉を与え記憶する。それも政治の役割です。
極端な言い方ではありますが…。
続きは明日。
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