住んでいる場所と、メンタルには実はとても深い関係があるのではないかと思います。
自動車免許を持っていないこともあり、鬱病になったときには坂の上にあり駅から遠いところに住んでいたので、通勤がひどく辛く感じられました。
生れ育ったところから引っ越したホームシックも、自覚していました。あまりにも悲しくなるので、意識的に東京のことは考えないようにしていました。
また、部屋の断熱性もあまりよくなく、夏の暑さや冬の寒さがダイレクトに体調に影響を及ぼしました。
鬱がよくなったあと、当時乗っていた電車やバスに乗ってみたところ、距離や時間がとても短く感じられて驚きました。
そこから転居二回で今のところに変わったのですが、何よりも静かなところなのが私にとってよかったと思っています。都内にいた頃から、交通や電車の音がする部屋で過ごしていたのですが、日常的に音がしていると睡眠の質がよくないということに初めて気づきました。
日本でいい住環境を求めるとお金がかかりますが、その価値はあるのかも知れないと思うようになりました。
Comments