タイ料理が好きで、大学生の頃新宿ヒルトンホテルにあったタイ料理レストランでアルバイトしていたことがあります。タイ人のシェフがいて、賄いの食事も本格的な味でした。当時はバブル時代だったこともあって、特に金曜日の夜などは忙しくて目が回りそうでした。アルバイトの人もかなり多かったです。
タイ料理といえば、辛さとナンプラー(魚醤)の独特の癖が苦手な人もいるかも知れません。私も辛い料理しか知らなかったのですが、そこで辛くない料理を色々知りました。また、ホテルにあったのでお酒を注文される人も多く、簡単なものながらカクテルの作り方を学びました。タイ人のお客様も多く、私のことをタイ人だと思われたようでタイ語で話しかけられたことがありました。
美味しいものを食べさせて貰えるしお給料も貰えるということで、私なりに頑張っていたのですが、ある週私がいないときにシフトを組み、それを知らされなかったので無断欠勤したと思われたために、クビになってしまいました。
バイト先を失ったことよりも、そこの賄い料理が食べられなくなってしまったことがとても残念でした。
この頃自宅でパッタイ(タイ風焼きそば)を作ることが多いのですが、そのたびに思い出します。
最近では、その辺のスーパーマーケットでもパッタイの材料を売っています。辛くないのでナンプラーが大丈夫な人にはお勧めです。
今ではそのレストランは別の店になっているようですが、広尾の本店は前と変わらず営業されているようです。
Comments