鬱がひどかった頃の記憶を思い出そうとしているのですが、思い出したくないのか、離脱症状に見舞われたときを除いて、普段はぼんやりと断片的にしか思い出せません。
記憶そのものが消えているのでなく、思い出すことが難しいという状態です。
とにかく身体が鉛のようだったこと、思考力がなかったこと、疲れていたことだけは確かです。鬱病に対する一般的なイメージである、悲しい気分や落ち込みというものもなくはなかったのですが、身体と頭が動かないことが最も印象に残っています。
それを、不慣れな水中を潜る鳥のような、尾ビレを怪我して泳ぎにくそうな魚のような感じ、と表現されたかたがいます。
あるいは、自分の言葉にするとゴキブリホイホイに捕まったゴキブリのような感じ、または、重石を付けられて水に放り込まれた感じ、という表現になるでしょうか。
そんな状態が長く続きましたので、無意識のうちに記憶を抑圧しているのかもしれません。
鬱を抱えて働いていらっしゃる人に有益なことを書きたいのですが、自分がどうやって過ごして来たのかがあまり思い出せないでいます。
何とか思い出して、もっと役立つブログにしたいと思っています。
*不慣れな水中を潜る鳥のような・尾ビレを怪我して泳ぎにくそうな魚のようなという表現については、ブログを読んでくださっているかたからのご指摘をいただきました。ありがとうございます。
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