言葉

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鬱病の辛さは、言葉にしがたいというようなことを書きました。

よく心の風邪などと言われていますが、そのような言葉ではまったく伝わらないと思います。

では何に例えればいいのか。適切かどうかはわからないのですが、心の複雑骨折や粉砕骨折でしょうか。骨がきちんとくっつくかどうかはわからないし、時間もかかります。たとえくっついたとしても、元通り動くかどうかはわからない。リハビリも必要です。薬はボルトのようなものでしょうか。

とはいえ症状には個人差がありますので、私の言葉がどこまで適切かはわかりません。

肉体的な感覚としては、一時間くらい全速力で走ったあとのような疲労を常に感じていました。

精神的には、思考力も判断力もないのに思考が止まらないことがある一方、考えなければならない時にはまったく頭が動かない。

油が切れた機械になったような気がしていました。

とにかく何も出来ず、時間があればひたすら横になっていました。それでもまったく疲れは去りません。眠れないからです。

そんな状態が15年も16年も続きました。

…というように言葉にしてみても、経験のない人に伝わりそうにはありません。言葉は無力です。

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