トンネルを抜けたと思ったらまたトンネル。
毎日生活することだけで精一杯で、先の見通しが立たないという状況はきっと誰でも経験することなのでしょう。
このままいったらどうなるのかという不安との戦い。
そんなときには、なるべく先のことを考えないように。
時間の単位を短くして、一日先、一時間先だけを見る。
まるで蟻の歩みのように感じられるかも知れませんが、もしも一日一日を積み重ねてしのぐことができたら、その事実が自分を少しだけ強くしてくれるような気がします。
例え何も変わらなくても、後退しているように思えたとしても、重荷を背負っていても、足元を見つめて足を踏み出したことには変わりがありません。
そうしているうちにいつか自分の歩いた道を振り返る余裕ができたら、先のことも見通せるようになった自分に気付くかも知れません。
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