私は子供の頃から蛍光灯が苦手でした。ちらつくからです。テレビも、ブラウン管の時代のものは蛍光灯と同じようにちらつくので暗い中で見るのは苦手でした。
映画も最近はデジタルフィルムなのでちらつかなくなりましたが、以前は滅多に見に行きませんでした。
職場でも一人だけデスクの蛍光灯を点けておらず、周囲から不思議がられたこともありました。
光が頭痛の誘引になることも多く、運動会や遠足、屋外プールなども眩しい思いをするのが嫌でした。
発達障害だと言われてからそのことに思い当たり、調べてみると私と同じような人がASD(アスペルガー症候群)の人には少なくないことがわかりました。
LEDランプが普及して自宅でも街中でもちらつきを感じることが減ったのはいいのですが、LEDランプは私にとって明る過ぎることも多く、例えば家電量販店などに行くと眩しさのあまり一秒でも早く用を済ませて脱出したいという気持ちになります。
最近困っているのが車のヘッドライトで、LEDでハイビームになっている車とすれ違ったりすると眩しくて何も見えなくなります。自転車に乗っている時など、それが原因で事故になってしまいそうで怖い思いをすることが結構あります。
そんな訳で、自宅ではいつも薄暗い部屋で過ごしています。
よく恵まれない環境や縁の下の力持ち的なポジションのことを日が当たらない場所と形容しますが、私にとって日が当たる場所は眩し過ぎて辛いので、日が当たらない場所の方が合っています。
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