私は新聞をいまだに紙媒体で配達してもらっています。オンラインでも購読しているのですが、紙媒体をやめるきっかけがありませんでした。
うちの近所の新聞は、年配の男性が自転車で配達してくれています。太り気味で息が荒いのが気の毒なのですが、いつも楽しそうに自転車を漕いでいて、目が合ったら挨拶してくれます。
いい人なのです。自分に出来ることを一生懸命している人です。
大雨の日などは、おそらく徒歩で配達しているのではないかと思います。
新聞をオンラインだけにしてしまえば、部屋に古い新聞紙がたまることもなくお金も節約出来るのですが、そのような家庭ばかりになったらその人が職を失ってしまうかも知れないと思うと、やめる決心がつきません。年齢的に他の仕事に就くのは難しそうだからです。
おそらく私は、その人が配達してくれている間は紙媒体の購読を続けるのではないかと思います。
そして、新聞の休刊日以外は毎日雨の日も雪の日も朝4時から働いている人には、幸せな老後があって欲しいと心から思います。
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