月に一度というのか4週間に1回精神科医のところに通っているのですが、今回のその日はうっかり通院の日であることを忘れていて夜になってから思い出しました。
このところ週末に連続して仕事が入っていて不規則に働いていたことと、4週間に1回だとどんどん月の中の日にちの位置がずれて、月末のつもりでいてもそのうち中旬になり月頭になっていくことから、1週間後だとばかり思い違いをしていました。
病院に迷惑をかけてしまったことも申し訳ないのですが、ベンゾジアゼピンの離脱症状のために自律神経系の調子がよくなくて恒常的に疲れていて、記憶力や注意力が衰えていることを実感しました。歳のせいでもあるかも知れません。
今は鬱の方はそれほど悪くないので診察の必要性がなかった、と言えるのかも知れません。忘れていられるというのはそういうことだと思います。
厚生労働省は精神科の薬の多くは4週間分までしか処方出来なくしています。そして、1回の診察は5分以上と決まっています。処方出来る薬の種類の数も決まっています。その他、私の知らない基準や決まりも多いのではないかと思います。ということは、精神科には一旦通い始めると結構な頻度で通い続ける人が大半であって、それなりに毎回医師は問診している筈なのですが、それでも一向に若い人の自殺などは減っていません。
そのように効果があるかどうかわからない行政の基準で現場をがんじがらめにしているにも関わらず、例えばベンゾジアゼピンの離脱症状に対して手を打つことはついこの間までしていなかった厚生労働省に対しては、日頃から大きな疑問を抱いています。
少なくとも私のように症状が安定しているというのか、劇的に改善する見込みがほぼないような患者に対しては、もっと柔軟に診察日を設定出来るようにして貰えたら、時間の無駄も医療コストも減るのではないかと思っています。
翌日謝りながら再度予約させてもらって受けた診察では、医師は記憶力のない私を哀れに思ったのか薬を1週間分多目に処方してくれました(笑)。
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