今時

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古い香水ばかり紹介していますが、比較的新しいフルーティシプレのフレグランスにアルマーニのシィ(クリスチン・ネーゲル、2013年)があります。

  • トップ:カシス
  • ミドル:メイローズ(ローズドメ) フリージア
  • ベース:バニラ パチュリ ウッディノート アンブロキサン (Fragranciaより)

とてもフルーティかつバニラの甘さを感じるフレグランスで、どちらかといえば秋冬向きではないかと思います。カシスのようなベリー系の香りは子供っぽくなりがちですが、シィは大人でも十分に使える感じです。それはベースのパチュリ(オークモスの規制の後に作られた香水で、オークモスは使われていません)が効果的に使われているのと、ある種のゴージャスさがあるからだと思います。

全体として洋酒のような(英語ではboozyというようです)、そして洋酒のうちでも甘いリキュールのような感じのする香りで、バニラと相まって洋酒の使われたケーキのような感じです。それでいて少し水っぽい感じがするところが不思議ですが、それはアンブロキサン(アンバーのような人工香料)の香りのようです。しつこくなりすぎないようにするためにあえてそうしているのかも知れません。

発売されたばかりの頃は、冬に毎日つけるほど気に入っていました。Fragranticaによればリフォーミュラされてしまったらしいのですが、まだ新しいものと比較出来ていません。

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