年甲斐

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最近自分の見た目のことばかり書いていますが、ピアスにしても服装にしても年齢を考えろと言われそうな気がしています。そして、若い頃は「大人」に見られたいのに、歳を取ると逆に「若く」見られたいというないものねだりを人はするものなので、年齢に囚われていないように見えても囚われていることには変わりないようです。

能衣装には、若い女性しか衣装に赤い色は使えないといった決まりがあります。面も、少女・若い女性・中年女性・老女と使い分けられています。和服にも例えばどんなに若く美しい人でも、既婚なら振袖は着られないなど細かな決まりがあるようです。

ですが今は緩くなったというのか、特に洋服などはある程度の年齢になったら年相応の地味な格好をするというような不文律はあまりなくなった気がします。かなり多くの女性が白髪染をしていたりもしますし、「大人女子」などという言い方がされたりなど、いつまでも若くありたい、若く見られたいとすることを肯定する感じです。

一方私のトラガスのピアスですが、いつまでも若くありたいというのではなくて、年齢的に痛いというのか無理なのは重々承知しているのですが、消えゆく若さを最後にエンジョイしたいとでもいうような気持ちからで、ある程度納得したらトラガスの穴はふさいでしまうことを想定しています。メイクアップにしてもどんどん映えなくなっていて、あと10年、長くて20年くらいしか楽しめる期間がなさそうなので、パーソナルカラーについて調べたうえであれこれと試しています。

ただ、見ただけでは私がそういうつもりでピアスしたりメイクしたりしているとはわからないので、第三者からは若作りしたけったいなおばさんとしか見えていないとは思っています。

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