バラが咲く時期になりました。
うちの鉢で最も早く咲くのがムンステッドウッド、次いでマダム・アルディ、そして今年はアルバ・セミプレナ(画像)が咲きました。
アルバ・セミプレナはオールドローズというか原種に近い品種で、ボッティチェリの絵画に描かれているバラだそうです。ラ・プリマヴェーラには赤とピンクと白のバラが描かれていますが、それを知ったうえで見るとその白いバラはアルバ・セミプレナだとわかる感じです。
それに続きそうなのがローズローブドールとア・シュロップシャイア・ラド、レディ・エマ・ハミルトン、まだ蕾が硬いのがデズデモーナです。
差し枝を育てているイヴリン(画像下)にも蕾がついたので、やめた方がいいとわかってはいたのですが咲かせてみました。
市民ケーンという映画(1941年)にはバラの蕾というキーワードが出てきますが、実際にバラを育ててみるとバラの蕾は努力と夢の結実というのか、かないそうになった夢を象徴しているような気がします。
レディ・エマ・ハミルトンの蕾です。
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