鬱病になったことで様々なものを失いました。例えば友人であったり、社会的信用であったり、チャンスであったり、なけなしのプライドであったり。
ですが、失ったもののほとんどは、もともと自分にいらないものであったのではないかと思います。
離れていった人とはそういうご縁であったのですし、チャンスを逃したとしても、鬱病の私が仮にチャンスを手にしたところで生かすことはできなかったでしょう。
唯一もったいなかったと思うのが、回復に時間がかかったことです。
仮に友人や信頼などは取り戻すことができるとしても、時間は戻って来ません。
時間は有限で戻らないので、どのような時間を過ごしたかということはその人の幸福度を決めるのではないかと思います。
今鬱病を抱えて辛い思いをされている人には、なるべく早い回復を目指され、私のように時間を無駄にされることがないよう願っています。
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