昨年、ベンゾジアゼピンの離脱症状に見舞われてから、体調がよくないときには横になって過ごしていました。
すると、たった一年と少しで、筋力が衰えているのが自分でもはっきりわかるほどになってしまいました。
今まで持ち上げられていた重さのものが持てない、自転車の後輪が段差にとられてバランスを失いかける、フローリングの床で思わぬときに足が滑る、などといった感じです。
ですが、たまたま離脱症状のせいで昨年とはっきり差がわかるくらい衰えたにしても、遅かれ早かれこのような衰えを感じていたはずです。
よくバスに乗るのですが、高齢の人が驚くほどゆっくり乗り降りしていることがあって、急いでいるときには時計を確認したりしてしまっていました。
でも、今はこのまま生きていたらいずれあのようにゆっくりと、あるいはよろよろとするようになる、という実感が湧いています。スポーツをしていれば、もっと早く気付いたのかも知れません。
これからは、もっと自分のことを観察しようと思います。今まで出来ていたことが出来なくなることに慣れる日が来るのかはわからないですが、心構えはしておこうと思うからです。
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