鬱になる前から、疲労感が抜けない状態がしばらく続いていました。
当時の私は、頭を使って脳が疲労しているときには例えば家事などの肉体労働を、身体が疲れているときには頭を使う仕事をすればいい、と考えて実行に移していました。
確かに疲労感には二種類あって、身体が疲れているのと脳というか精神が疲れているのとでは、異なる疲れを感じます。
ですが、私の間違いは、片方が疲れているならもう片方で何かをすればいいと考えたことでした。
疲れているのが身体であろうと精神であろうと休む必要があって、常に何かをしていては疲労が溜まる一方で抜けるはずがない、ということに気付かなかったのです。
これは、私発達障害で疲れを感じにくいということが考え違いの根底にあって、以前にも書きましたが、ある日突然出勤出来なくなるまで自分がそれほどまでに疲れているとは感じていませんでした。
私のような馬鹿な考え違いをする人はあまりいないと思いますが、発達障害を抱えている人で疲労感を感じにくい人は、積極的に休憩や休暇を取ることをおすすめします。
Comments