先日、とある検査を受けたところ、がん化する可能性があるので精密検査と言われました。
がん家系なのである程度は心の準備は出来ていたのですが、何とも思わなかったというと嘘になります。
日本人の死因の一位ががんですので、この年齢でがんになっても別に不思議ではないのですが、検査の結果が分かるまでは落ち着かない気持ちになってしまいます。
もちろん、がんだとしても必ずしもそれで死ぬとは限らないのですが、誰しもその可能性は考えるのではないでしょうか。
これまでブログには、生きていることにはまったく意味がないであるとか、すべては主観でまぼろしかも知れないというようなことを書きました。つまり、いつ死んでも構わないというような。
ですが、今死んだら何も未練は残らないかというと、そうではないことが分かりました。
今死んだとしたら、周囲の人と別れなければならないことが心残りだろうと思います。
それはおそらく自分が至らないせいで、例えば言わなければならないことを言うべきときに言えなかったからなのかも知れません。
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