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同い年の夫は、ことあるごとに昭和の時代はよかったと口にします。例えば、歩きながらスマートフォンを操作している人が邪魔で顔をしかめているときなどにはそう思うようです。

私自身は昭和時代にあまりいい記憶がないので、特に昔はよかったと思うことがありません。むしろ、便利で快適ないい時代になったと感じています。

ただ最近よく思うのは、自分の世代も昭和の真ん中の自分の親の世代も、これといって何も成し遂げてはいないということです。

敗戦でそれまでの価値観が壊れたあと、何も作り出すことができなかった。

今私が抱いているそこはかとない虚しさは、元を辿るとそこに行き着くようです。

豊かで便利で快適であること以上に何を望むのか、という人もいるかも知れません。

ですが、おそらく私はこれからも失われた何か、あるいはまだ得られていない何かを求めることをやめないのではないかという気がしています。

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