少し抗鬱剤を増やしたため、少しだけ気分がましになってきました。
抗鬱剤の効果を感じるたびに思うのですが、自分の気分や感情がちっぽけなカプセル1個で変わってしまうことがとても恐ろしくもあり、虚しくもあります。
ベンゾジアゼピンの離脱症状については、耳鳴りは酷かった頃の半分くらいの音量になりましたが、発汗とまぶしさはあまり変わりない感じです。目の焦点が合わないことや四肢の脱力感などは、少しましになってきたかも知れません。ベンゾジアゼピンを飲まなくなってまる2年になりますが、先はまだ長そうです。
精神科の医師は、鬱を悪化させないために考えることを意識的に止めるように言いました。確かに、鬱の時には思考が堂々巡りをして、それが精神状態にあまりいい影響は与えないようです。
ですが、もしかしたらこのままウンウン苦しみながら考え続けたら、何かを得られるのではないかという気がしてなりません。そして、その果てには鬱からの解放があるのではないかという気がするのです。
鬱になって以来様々なことを考えざるを得なくなり、そのうち一部はここに書き残しました。これからも少しずつそうしていこうと思っています。
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