発達障害だということがわかって以来考えていることは、普通とは何を指すのだろうということです。
定型発達の人が作った社会で普通とされる基準に自分を当てはめ、外れているところは直そうとする。
多数を占める定型発達の人が作った基準に、発達障害の人が簡単に当てはまる筈がありません。
そしてその基準はとても曖昧なもので、つかみどころがありません。
そもそも、何から何まで「普通」の人など存在しないのではないかと思います。
もともと普通でない人が無理をして普通を目指してしまうと、とても辛い思いをすることになってしまうようです。
普通が一番いいという価値観は、一体どこから来るものなのでしょうか。
「普通そんなことはしないよ」と言われるたびに、普通ってどんなことだろうと途方にくれる、あまり普通でない自分がいます。
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