鬱病になると、疲労というか疲労感を常に感じるようになってしまう人が多いと思います。
私の場合には、身体が疲労しているのではなく、脳が疲労しているためだったと思うのですが、いくら休息しても睡眠をとっても抜けない疲労感でした。この疲労感があるため、活動が大きく制約されていました。
例えば、通勤で使う駅の階段を昇るのが辛くて、運賃を余計に支払って時間もかけて隣の駅までバスに乗る、ということすらしていました。また、つい最近まで職場の自分がいる棟から少し離れた別の棟まで行くことそのものが辛かったです。
何というか、身体が異常に重く、空気も重く、歩くときにはまるでゼリーか寒天の中を歩いているかのような感じです。当然、頭が働く筈もありません。
そのような疲労は病的なもので、おそらく抗鬱剤が効けば徐々に改善されていくのではないかと思います。
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