鬱病の時の疲労は病的なものと書きましたが、疲労だけでなく不安にも病的な状態があると思います。
とにかく、何もかもが心配で何もかもが気になる。
明日仕事に行けなくなるかも知れない、行けても仕事ができないかも知れない、仕事ができても病気が悪化するかも知れない、そうすると職を失うかも知れない、そうするとお金に困って飢え死にするかも知れない…ひとたび不安にとらわれると、際限がありません。
そんなに疲れたり悲観的になるなんておかしいという人もいると思いますが、そのおかしいところが病気の所以です。不安に思うようなことは大抵実現はしないのですが、実現するかしないかとは無関係に不安が襲います。
この不安へのとらわれも疲労も、一種の悪循環になっています。ですので、薬の力を借りて心に余裕を作ることで改善されるのではないかと思います。
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