昨日の続きです。
そこはかとない反感、異質なものの排除。
そんな空気がいじめを生むのではないか、と書きました。
私が配慮を受けながらなんとか自分にできる最善を尽くして働いていた頃、同僚の女性がやはり鬱病で何か月か休むということを繰り返していました。
彼女は私と違って、仕事に関しては健康だった頃と同じ業務量をこなしていたようです。
しばらく顔を見ないと思っていたら、自殺してしまったということを聞いて、衝撃を受けました。
それだけでなく、私にも原因があったのではないかという思いにとらわれました。正確には、私の病気を取り巻く職場の空気が原因ではなかったかと思いました。
彼女が、休職を繰り返しながらも健康な人と同じくらいの仕事量をこなそうとしていたのは、先に同じ鬱病になった私が配慮されたが故に職場で孤立してしまったのを見ていて、そうはなりたくないと思ったからではないか、と思ったのです。
そして頑張り過ぎてしまい、最悪の結果になってしまった。
ここには書けませんが、彼女にも個人的な事情はあったのでしょう。ですが、私の病気に対する職場の空気が、彼女の死の沢山ある原因の一つであったと私は思っています。
空気は組織の人個々人が作るだけでなく、全体が作るものだと思います。
だから、良くない空気を変えることはとても難しいようです。
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