私はキャラクターグッズが苦手です。女性は可愛いものが好きという固定観念を持つ人は意外に多いのであまりそのようなことは公言しませんが、そのせいかプレゼントなどでもらうこともあります。
子供の頃にはキティちゃんブームなどがあって、当時は嫌いではありませんでしたし、キャラクターがデザインされたものも持っていたと思います。ですが、年を取るにつれて可愛いもの、愛されキャラという存在が好きではなくなりました。理由は自分でもよくわかりませんが、おそらく可愛さの押し売りというのか言葉は悪いですが媚びのようなものが苦手なのだと思います。
よって、ディズニーランドにも全く関心がなく、身内が連れて行かなかったら一度も行っていなかったと思います。
アニメや漫画も同じ理由でほとんど見たことがないです。何年か前に中東のバーレーンやイランの人とネットで知り合ったのですが、中東では日本のアニメや漫画の人気がとても高いそうで、私よりもずっとよく知っていたので驚きました。英語で話していたのですがanimationではなくanime、cartoonではなくmangaで通じます。kawaii も形容詞として使われています。ワンピース、進撃の巨人、Narutoなどは彼女達と話して初めて存在を知りました。イスラム教では偶像崇拝が禁止されているのでもっと戒律の厳しい国ではどうかはわからないですが、まさしくクールジャパンです。
私が日本人だということで、本場のアニメや漫画の情報が得られるかもと思った彼女達の期待を見事に裏切ってしまって申し訳ない気持ちになりました。
ただ、これらのサブカルチャーの祖先の浮世絵などはむしろ好きで、高山寺の鳥獣戯画なども大混雑でしたが京都国立博物館に見に行きました。
マンガミュージアムは京都にありますが、何十年、何百年先には今のアニメや漫画も普通の美術館や博物館で展示されるのかも知れません。
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