今、鬱病の薬を減らしているところです。
それに伴い、旺盛だった食欲がなくなって来たことに加え、睡眠時間が短くなって来ました。
そのことから、睡眠や食欲のような本能さえも薬でコントロール出来るのだということが今さらのように実感されます。
もしかしたら、今自分が感じていることや考えていることのすべては、誰かがあるいは何かが作り出したものなのかも知れないと思うと、少し恐ろしくなると同時に気が楽になりました。
気が楽になった理由は、おそらくある意味無責任になれるからではないかと思います。
仮にみんながすべて幻想を見ていて、その幻想について何も自分が関与できないのであれば、自分の行為がもたらす責任のとりようがありません。なので、人にどう思われるかということにとらわれる必要もなくなります。
自分が感じたり考えたりしていることがいかにはかないものなのかがわかっただけでも、鬱病になったことは無駄ではないような気がします。
Comments