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7月からレジ袋が有料化されました。そのことのエコロジカルな問題点は多くの人が指摘されていると思いますが、結局水分の多く含まれる生ゴミなどを集めて捨てるためにはポリエチレンの袋を使っているので、7月以降は別途購入しています。

エコバッグを使い始めてもう15年以上になりますが、それはエコだからというよりは普段行く中に一部有料の店があったからというのと、単純に肩に掛けられるためその方がレジ袋を手に持つより楽だからでした。車を持っていないので、私にとって持ち運びの利便性は重要です。

問題は、例えば食品を購入してエコバッグに入れる作業をするスペースがない店だと、後ろに人が並んでいる場合レジで支払いと作業を同時にしないといけないとあせるあまり、乱雑に入れてしまってエコバッグが汚れたりすることです。それでなくともレジでは店によってはクーポンや会員カードなどを出したりという作業があって手間取るのにその作業が加わって、買い物が何かの罰ゲームみたいな感じになってしまいます。

もたつく私の要領も良くないのですが、レジ袋の有料化を決めた人は普段食品の買い物などをする必要がない人なのでしょう。そして、ゴミ捨てなどもご自分ではしなくてもいいのでしょう。

そういえば、作家の森茉莉がエッセイの中で、食べるものに独自のこだわりがあるので食事は自分で作るのだけれど、ゴミが大量に出るので自分はゴミ収集の人の下働きをしているようだ、というようなことを書いていました。素材から料理をすると、あまり料理をしない人が想像するよりも多くのゴミが出ます(自分で料理をしなければ確かに自分で出す分は減りますが、その分のゴミはスーパーマーケットや外食産業が出しています)。

転用前提というのか、ゴミ収集袋をレジ袋とする自治体があるようですがそれがいいような気がします。

ともあれ単にまだ慣れていないせいで、慣れれば気にならないのかも知れません。

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