昨日の続きです。
私の若い頃は、女子力という言葉はまだ生まれていませんでした。今の若い女性は異性だけでなく同性の目も気にしなければならないようで、大変そうだなと思っています。
香水についても同じようなことが言えて、若い頃は自分が付けたい香水を付け、相手がどう思うかなどということはまったく考えてはいませんでした。
もちろん、香水は服と違って付けなければならないというものではないので、とりあえずは自分が好きなものを付ければいいと思います。
ですが、世の中の女性は香水を選ぶときにも他人のことを意識するのだ、ということを初めて教えてくれた人が、以前も書いた香水を通じて知り合った女性です。
彼女が教えてくれたり勧めてくれたりする香水は、誰からも好かれるというポイントで選んでいるようで、よく万人受けという言葉を使っています。
それで、私に欠けていたものがまさしく万人受けという概念だということにようやく気づきました。自分のことより相手のことをまず考えるというのは、実に日本人らしいとも思います。
彼女の意見では、お風呂上がりのような、シャンプーか石鹸の残り香のようなふわっとした香りが万人受けする香りということでした。
それなら出かける前にシャワーでも浴びて、香水など付けなくてもいいのではないかという気もしますが、そういうことではないようです。
誰からも好かれるとされるメイクがいわゆるナチュラルメイクということに似ていて、興味深いです。
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