頭の中でエンドレスに曲が流れる現象があります。心理学などの分野ではイヤーワーム(ear worm)というようです。
発達障害と関係があるかどうかはわからないのですが、初めてそれを意識したのが小学生の時でした。当時流行っていた松田聖子の歌う「赤いスイートピー」が何故か一日中エンドレスで頭の中を流れ、止めようとしても止まらないので発狂しそうになったことを覚えています。
それ以来、日替わりのような感じで今日は〇〇の曲、次の日は××の曲とその日のテーマソングが流れていました。
あるとき、実際に音楽を流すとその現象がストップすることに気付いたので、音楽をよく聴くようになりました。
そのような現象を起こしやすい曲には特徴があるそうで、それは単純過ぎず複雑過ぎずテンポがいいというものだそうです。例として、レディーガガの「バッドロマンス」などがあがっていました。
「頭にこびりついて離れない」はなぜ起こる?“イヤーワーム”の正体 - honto+
私は彼女の作る曲にはどれも多かれ少なかれ子守唄的なところがあると思っていたのですが、それはメロディが程よく単純ということなのだと納得しました。
レディーガガの曲はよく聴くのですが、それで私にイヤーワーム現象が起きたことは一度もないのが不思議です。
その代わりに、今でも「赤いスイートピー」を耳にすることがあると当時の自分の困惑がよみがえります。
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