鬱になったと言うと、色々な人がアドバイスをくれました。
よく規則正しい生活をして、朝には陽に当たって、気晴らしをして…というようなことを言われ、また、そのようなことを読みました。
仕事を休んで何も出来ず横になっていると、何も出来ない自分を責めてしまい心が休まりませんでした。
食欲もなく、身体を動かす気力もなく、規則正しい生活も出来ませんでした。
運動を勧める人もいました。
そうすると、自分は鬱を治す努力をしていないのではないかという思いにとらわれます。あるいは、治すつもりがないのかと自問自答します。
鬱がよくなって思うのは、そのような考え方そのものが鬱の症状だったということです。
そして、鬱がよくなったきっかけは、単に薬を変えたことであって、努力であるとか心がけであるとかは一切無関係であったとしか言えません。
アドバイスをしてくれた人は善意であっても、場合によっては当人を追いつめる(追いつめられたような気になる)ことがある、ということを書いて置こうと思いました。
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