7月に入りました。今年は新型コロナ感染症対策のため祇園祭の山鉾巡行などは中止、8月の五山の送り火も間引いて点灯することになったそうです。長い歴史の中で様々なことがあったためでしょうか、そのようなことでも京都の人は淡々と受け止めているようです。
それはさておき、これからしばらく自分が鬱になった原因とも言える家庭環境について書いていこうと思います。個人の特定を避けるため、一部は架空の設定に置き換えることがあるかも知れません。
主な登場人物は両親と伯父伯母夫婦です。
父と伯父は11歳離れた兄弟でした。伯父は三男、父は末っ子の七男です。伯父は、勤め先に隠れて副業をして何人もいる弟たちの面倒を見て東京の大学に行かせたそうで、父も、伯父夫婦の家に居候して大学に通っていた期間があったそうです。
そのうち伯父が零細企業を立ち上げ、父も伯父と共にそこで働くことになりました。零細企業ながらも大阪万博の仕事のために父が大阪で働いている頃に、母と出会って結婚したそうです。
私が生まれた時には、伯父夫婦と両親の家は歩いて行けるくらいの距離のところにありました。ですので、物心つく前から伯父伯母とはかなり頻繁に接していたと思います。
伯父と伯母には子供が出来なかったことが理由かどうかは定かではありませんが、とにかく私のことがとても気に入ったことは事実だと思います。小学校低学年までの自分の写真を見ると、両親と写っているものよりも伯父や伯母と写っているものの方が多いです。
問題は伯父伯母と両親の性格で、鬱になってしばらくたってから「人格障害」という言葉を知り、彼らがそれに当てはまるのではないかと疑うに至りました。ですが、仮に人格障害が当てはまるとしても、時間をかけて徐々にそうなっていったような感じです。
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