未分類

大学を出た頃から、食事の味を感じなくなっていたような気がします。もちろんまったく味を感じなかったのではなく、何というのか味覚が鈍くなっている状態で、美味しいとされるものを食べてもあまりピンと来ないことが多かったです。

鬱病が良くなって再び食べ物の味を感じるようになったことで、それまで自分が味をほとんど感じていなかったことがわかったといういきさつです。空腹感も同じで、お腹が空いたと感じるのはとても久しぶりで新鮮でした。

もともと子供の頃から血圧が低かったので朝はあまり食欲がなかったのですが、一人暮らしを始めて忙しさからそれがだんだんひどくなって、朝も昼も食べずに夜だけ食べるという生活が長い間続いていました。食事を抜くと反動で沢山食べてしまうことや、空腹状態が長いと栄養の吸収効率が良くなることからかえって太るとよくいわれていますが、私の場合そうではなかったです。

空腹感もほとんど感じなかったので、朝から何も食べずに深夜まで働いていたことも結構ありました。当時の写真を見ると、自分でもびっくりするほど痩せています。

今は食事を抜いたりすると昨日書いたように低血糖の症状が出て辛いので、つい食事と食事の合間にもあれこれ食べてしまいます。

お腹が空いてたまらないというのはとても辛いことだと再認識したのですが、逆にいうと、空腹を感じるということは健康である証拠のようなものでもあると思います。

ですが、今でもとても疲れている時などには食事の味があまりわからないことがあります。

Comments