自宅の裏に小さな空き地があるのですが、そこで夜コオロギなどの秋の虫が鳴き始めました。昼間は暑いですが、季節は確実に秋になっているようです。
この時期になると、夏休みの宿題にようやく取りかかっていた自分を思い出します。
宿題を出す先生の方は当然毎日こつこつ取り組んで貰うつもりで100%そんな意図はなかったと思いますが、夏休みの宿題は、私にとっていかに短時間で効率よく仕事を処理するかというトレーニングのようなものでした。
今と違ってネットが知りたいことをすぐに教えてくれる訳ではなかったので、自分の限界もよくわかりました。
切羽詰まってから取り組んでも毎年何とかなってしまうので、翌年も切羽詰まるまで何もしないという悪循環です。
発達障害なので頭の切り替えが難しく、集中して何かをした方が楽だということもあると思います。
今でも私はいうならば狩猟民族で、普段はぶらぶらしていて獲物がいる時にだけ集中して働く感じです。毎日土地を耕す農耕民族になれる人は尊敬の対象です。そして歴史的に文化(agriCULTURE)を生み、より豊かな社会を作るのは農耕民族です。
究極の農耕民族社会である日本で、歴史的に発達障害の人がどんな風に処遇されて来たのかということにとても関心があります(少し調べると織田信長や坂本龍馬はADHDではなかったかと推測されているそうです)。私が知りたいのは市井の発達障害の人がどのような社会生活を送ったのかということなのですが、何となく昔話や説話、伝説として残っているのではないかという気がしています。
ともあれ、今私には人生の宿題のやり残しが沢山あって困っています。宿題代行にお願いする訳にもいかず…笑。
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