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昔は良かった、といい始めたらその人は老いているような気がします。

私は昭和・平成・令和とこれまで三つの時代を経験しましたが、今が一番いいと思って過ごして来ましたし、今現在もそう思っています。

もちろん、半世紀の間にはいい変化も悪い変化もあったと思うのですが、今の若い人を見るとチャンスが多くてうらやましいと思います。今と昔は何が違うかというと、何事につけ選択肢が格段に多いということでしょうか。

20年前に今の職場に就職が決まったとき、大学の指導教官から「君は職があってよかったね、君の先輩たちの頃には何もなかったんだよ」と言われたことを覚えています。当時の私も、上の世代の人から見れば今の若い人同様にチャンスが多いと思われていたようです。

とは言え、選択肢が多ければ多いでまた違った苦労があるかも知れません。多くの中から選択するということは、それなりの決断力のほか責任や覚悟のようなものが必要だと思うからです。

暑い中黒いリクルートスーツを着てマスクもつけている女性を見て、そんなことを思いました。

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