人間関係で悩む、ということはどんな人にもあることだと思います。
どんなに良い人、優しい人が相手であっても、人間誰しもエゴを持っているので、エゴのぶつかり合いは避けられません。
相手との関係がうまくいっているのは、たまたまそのような条件が揃っていてそうなっているだけ、といつしか考えるようになりました。
何かの拍子にエゴがぶつかり合ったら、最後に待っているのは結局は殺し合いなのではないかという気がするからです。
身近にどんな相手ともうまくやっていけない人がいますが、その人は誰が相手であっても精神的に殺さずにはいられないような人で、それを見ているからそう思うのかも知れません。
エゴ、あるいは人の持つ攻撃性というものは恐ろしいものですが、それが自分にもあることは否定できません。自分にも、例え精神的なものにしろ相手を殺してしまう可能性がある。
それを知っている、あるいは認めると、人との距離は必然的に遠くなります。
それはとても孤独なことではありますが、相手を生かすということは孤独を甘受するということなのではないかと思っています。
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