このところオペラについて色々書いていますが、不思議なことにオペラは好きでもミュージカルは苦手です。
苦手なのは食わず嫌いでミュージカルに慣れていないからだろうと思い、「オズの魔法使」から「ラ・ラ・ランド」にいたるまで随分多くのミュージカル映画を見ましたが、結局苦手意識がなくなることはありませんでした。
おそらくですが、登場人物が唐突に歌い始めることにどうしても違和感を持ってしまうのだと思います。オペラの場合にはレチタティーヴォといって台詞にも簡単なメロディがついていますので、ミュージカルよりは違和感が少ないのでしょう。ミュージカルと違って踊り始めることもほとんどありません。
結局ミュージカルはあまり好きにはなれませんでしたが、多くの作品の中で最も印象に残ったのは、「雨に唄えば」の有名シーンでした。
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