就職の面接で、趣味を聞かれることがあります。
はじめは、とりあえず素直に読書や美術鑑賞、映画鑑賞などと答えることにしていました。
ですがそのように言うと、場合によっては好きな本や好きな絵画について突っ込んで聞かれることもあるとわかりました。突っ込まれても特に困ることはないのですが、例えば私は絵画では具象画より抽象画や象徴的な絵画が好きで、カンディンスキーの名前をあげたりすると先方が当惑することに気付きました。
最も好きなのがナビ派のモーリス・ドニなのですが、知名度がないのでそれを言わなくて賢明だったと思います。
おそらく、この場合の正解はフェルメールやモネなど誰もが知っていて誰もが好きな画家の名前をあげることなのでしょう。
ですが、そんな嘘をつくのも気が引けてしまいます。
今後もし就職の面接で趣味を聞かれたら、料理とでも答えておこうと考えています。少なくとも嘘ではないからです。
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