凝縮

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昨日もプリンスについて書きましたが、肝心のプリンスの音楽はどうなのかを書いていませんでした。

天才だと言われていますが、どこが天才的なのでしょうか。

それは、簡単に言うと作品の密度が高く幅広いジャンルを統合しているところだと思います。プリンスの音楽には中毒性があって、様々な要素が詰め込まれているために、はまった人は繰り返し聴きたくなるようです。

プリンス自身「アルバム」にこだわりがあったようなので、アルバム単位で聴くことをお勧めします。

最も有名なアルバムはパープルレインではないかと思います。そして、最も評価が高いアルバムはサインオブザタイムズでしょう。

その2枚よりも私が個人的に好きなのはレインボウチルドレンですが、歌詞の宗教色が気になる人もいるかも知れません。アラウンドザワールドインアデイや戦慄の貴公子、ファンクラブを対象に配信されたアルバムなどもいいと思います。

1枚だけピックアップするならば、初めてプリンスを知った人に私がお勧めするアルバムはパレードです。これが好きではないなら、おそらくプリンスの音楽はその人の好みには合わないのではないかと思います。

Parade (Prince album) - Wikipedia

このアルバムの最後の曲は、4月に亡くなったプリンス自身のことを予言していたかのようです。

アルバムを聴く暇などないからどうしても1曲だけ選べ、というのならこの曲です。

これは提供曲だったのですが、ベスト盤や死後に発売されたアルバムに本人が歌うバージョンがあります。オリジナルのザ・ファミリーのバージョンなどもあります。

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