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今京都では桜(ソメイヨシノ)が満開で、散り始めています。

これまで毎年お花見とまではいかないですが、桜の時期には桜を眺めるための時間を取っていました。このブログにもそんな時に撮った写真をあげたりしました。

今年は桜を見る気分ではなかったので、あえてそんな時間は取らなかったのですが、部屋の近くに桜が多く、また、近所ではなくても仕事や買い物の行き帰りに意外と目に入るので、満開だということを知らずにいることの方が難しいようです。

桜は一年に一度いっせいに咲いていっせいに散るので、桜の花が見られるのは一年のうちほんの何日かです。

若い頃は桜など春の一風景に過ぎなかったというのかあまり関心がなかったのですが、歳とともにだんだん眺める時間が長くなりました。そして今はあと何回見られるかということを考えずには見ることが出来なくなっているので、純粋に美しさを楽しめないというのか、美しければ美しいほど悲しくなってしまいます。

毎年花は変わらずに咲く一方で人は変わってしまう、といった漢詩があったような記憶がありますが、まさしくそんな感じです。

写真は、これを書いた4月6日の職場(神戸)の敷地の桜です。

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