戦い

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オール電化のマンションに5年近く住んでいたことがあります。ちょうど東京電力が原発のメルトダウン事故を起こした当時で、関西電力も原発を稼働させるか否かで注目されていました。電気料金もどんどん上がっていたと思います。

関西電力との契約は、オール電化でエコキュートで夜間電力を使って給湯するというもので、今はどうかわからないのですが当時は1日を三等分して夜間の23時から7時台までが電気料金が最も安く、8時から13時台が中間、14時から22時台が最も高いという料金設定でした。

エアコンや調理、入浴など最も電気を使いたい夕方の電気料金が高かったので、なるべく夜11時以降に食事を作り、入浴するようになりました。当時は鬱病で生活が夜型だったのでそうしたのですが、仕事を終えて帰ってから一眠りして夜10時頃から買い物に出かける生活です。

今思うとそこまで意地になって電気代を節約しなければならない理由はなかったのですが、夜11時前に調理をしたりすると、何となく関西電力に負けてしまったような面白くない気分になっていました。

毎月の電気代をチェックすると、関西電力は親切なのか電気を節約して貰いたいのか、日ごとや時間ごとの電気の使用量などをグラフにしてくれていました。それを見てますます意固地になるというのか、料金の高い時間帯には使わない決心が一層堅くなるのでした。

今はもっと性能がいいのかも知れませんが、当時のIHクッキングヒーターでの調理は、火力の関係で煮込むもの以外はガスなどを利用した場合よりも味が落ちる感じでした。特に炒め物や焼き魚は水分が出てしまって、作ってもあまり美味しくないので作らなくなりました。専用の鍋なども買わなければならず、思ったよりは不便な感じでした。

おかしかったのは、同じ階の住人がほとんど毎日のように煮込み料理らしい匂いをさせていたことです。IHクッキングヒーターでタイマーをセットすれば手がかからないのでしょう。

今の部屋はマンション全体の電気の総使用量との関係で、早い者勝ちでIHクッキングヒーターを使うことが出来るということでしたが、私は喜んで他の部屋の方々にお譲りして、ガスで調理をしています。久しぶりにガスで調理をしたことで、IHクッキングヒーターとの違いを改めて感じました。

ともあれ、今となっては何故関西電力に対して無意味な戦いを挑んでいたのかわからないのですが、こうしたヘンテコな負けず嫌いはアスペルガー症候群だからというよりは、持って生まれた性格のような気がします。

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