決算

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ルドニツカ調香のフルーティシプレの続きです。

④ル・パルファム・ド・テレーズ(フレデリック・マル、2000年)

  • トップ:メロン タンジェリン
  • ミドル:プラム ローズ
  • ベース:レザー ベチバー シダー (fragranticaより)

この香りについては、以前ブログにも書いたことがあったと思います。ルドニツカが妻のテレーズのために作った香りで、死後にレシピを持っていたフレデリック・マルが商品化しました。

この香りは、これまであげたファム、ディオラマ、ディオレラを混ぜて洗練したという感じでしょうか。ルドニツカの総決算というか、もっとも大切にしていた人に捧げた香りだけあってとても完成度の高い香りだと思います。

まろやかで品があり、そして一種の明るさのようなものがある香りで、身に付けていると幸せな気持ちにさせてもらえます。何というのか、つけてからしばらくは炭酸水のようなシュワシュワした感じもする香りです。

私はこの香りが好きなあまり、却ってなかなか付けられなくなっています。例えば仕事にはもったいなくて付けて行かないですし、何かいいことがある日(好ましい予定がある日)にしか使いません。

フレデリック・マルではこの香りをユニセックスと位置付けているようです。レザーの香りが入っているのと一本筋が通っているイメージなので、男性がつけてもあまり違和感はないかも知れません。ディオレラも男性が付けてもおかしくない香りですし、ファムを愛用している男性芸能人もいるようです。

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