緊張

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私は自分がASD(アスペルガー症候群)だとはまったく気付かずに、48年間生きていました。

ですので診断された時には本当に驚いたのですが、驚くと同時に肩の荷が降りたというのか、心がとても軽くなりました。

どんな人にとっても、人間関係というものはストレスになるもので、疲れるものだと思います。

ただ、子供の頃はそうではなかったのに歳を取るにつれて人見知りになり、徐々にその程度が増すことを不思議に思っていました。

人見知りというのは、文字通り初対面の人やよく知らない人を恐れる状態です。それは相手が誰でも同じで、例えば小学生であっても苦手意識が先に立ってしまいます。

それはおそらく、年齢が上がるにつれて、自分の精神年齢というか社会性における未熟さと実年齢とのギャップが大きくなり、苦手意識が強くなったからではないかと思います。

いい歳をしたおばさんが人見知り、というのは自分でもおかしいと思うのですが、どんなに努力しても人付き合いのスキルは身に付きません。

診断を受けたことで、それは努力が足りないのではなく、もともと向いていないのだと諦めがついた感じです。どんなに努力しても、身長が低い人が一般的にはファッションモデルになれないのと同じなのではないでしょうか。

人見知りのあまり緊張するので、例えば初対面の人とは何を話したか記憶が飛んでしまうのですが、それ以来あまりそのようなことを気に病まなくなりました。

人と会っている間ずっと緊張しているためひどく疲れるので、緊張しないようになりたいのですが、それには時間がかかりそうです。

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