可塑性

ベンゾジアゼピンの離脱症状が出てから、14カ月ほど経過しました。

耳鳴りは小さくなり、気にならない時間もあるようになりました。今気にかかることといえば、発汗がひどいことと手足のしびれくらいでしょうか。

16年にわたって飲み続けて脳がすっかりそれに慣れてしまっていたにしては、もしかすると回復が早かったのではないかという気がします。

結局脳の神経の興奮を抑える薬ですので、それが切れた反動で神経が興奮した結果が離脱症状なのでしょう。

もともとあった発達障害による感覚過敏や自律神経症状がひどくなっただけ、という印象でもあります。ということは、発達障害がある人が服用するにあたっては、注意が必要なのではないかと思います。

何はともあれ、一生後遺症に悩まされるかも知れないという不安は徐々になくなりました。時間がかかるだけのようです。

この歳になっても脳の神経には可塑性があるということがわかりました。

つまり、まだこれからも新しい知識を身につけたりもできる、ということなのではないかと思えたことは嬉しかったです。

何も用がないときには横になって過ごしていたら、筋力の方が衰えてしまいましたので、何とかしなければと思っています。

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