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以前にも書いたことですが、その人にしか出来ないことというのはほとんどないと私は思っています。

例えばブラック企業の上司が部下によく言うセリフ、「お前の代わりはいくらでもいるからいつでも辞めてもらって構わない」というようなものを見ると、一瞬それは酷いと思うのですがよく考えてみるとそれは決して間違いではないことが分かります。

総理大臣にも天皇にも代わりはいるのです。そうでなければ組織は成り立ちません。

親や配偶者にも代わりは存在します。

親が酷い人間であったりすると分かるのですが、その害は別として、運悪く親の役割が果たせない親の子供であったとしても、それに代わる役割をしてくれる人がいたらあまり問題はないと思います。あるいは、複数の人に少しずつ親のような存在になってもらえたら、完全には穴は埋まらなくても人格形成は可能ではないでしょうか。

あるいは、例えば科学史上重要な発見をした人については、その人が発見しなかったとしても遅かれ早かれ別の人が発見していたと思います。

すべての人はかけがえがない存在だ、という言葉は半分は誤っています。

その人にしかない「個性」というものは確かにあるのですが、役割には必ず代替性があります。

ブラック企業でもしそのような言葉を言われたら、「会社にも代わりはいくらでもある」と言い返したいところですが、日本の労働市場ではまだ難しいかも知れません。

同一労働同一賃金の徹底と、辞めやすく再就職しやすい労働市場の構築が、ブラック企業を撲滅することに繋がると思います。

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