強さ

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鬱がひどく、毎日文字通り死にものぐるいで仕事をこなしていた時期がありました。それは辛かったとしか言えない経験でした。

ですので、一緒に暮らしている夫にはその辛さがほとんど伝わっていなかったことに気付いたときにはとても驚きました。

鬱でも何とか仕事が出来てしまっているということから、それほど大変ではないように第三者からは思えるようなのです。

十何年もそうしていられた、ということは確かに事実なのですが、それは辛くなかったということにはなりません。むしろ、そんな状態でいたからこそ病気をこじらせてしまった面があると思います。

具合が悪かったら何もかも放り出して義務からのがれることが出来る人の方が、鬱になりにくいですし、なってもこじらせることは少ないと思います。

夫は私のことをタフだ、強い人間だと言いましたが、そうではなくて、強いからこそ弱いのだと言いたかったです。

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