離脱症状の始まり

それは突然やってきました。

徐々に減らしていたベンゾジアゼピンが、長期に作用するセパゾンとメイラックスだけになった時です。

真夜中、突如尋常でない音量の耳鳴りとともに目が覚め、同時に膨大な記憶と思考が頭の中で渦を巻き、それから二日間は眠れませんでした。

極端に光がまぶしく、光の刺激で幾度となく片頭痛が起こりました。

パジャマがわりのTシャツを着替えなければならないほど、寝ている間ひどく汗をかきました。

まるで正座をした後のように、足や手がしびれます。

意思とは無関係に身体に力が入って、身体中が勝手につっぱる一方、歩こうとすると足がへなへなでした。特に首に力が勝手に入り、生まれて初めて首筋が筋肉痛になりました。

頭の中に思考が入ってきて、幻聴が聞こえました。

ようやくうとうとするとジャーギングが起こって目が覚めてしまいます。

最初は自分に何が起こっているのかわからず、かなりの恐ろしさを味わいました。ジャーギング、散瞳などからネット検索してようやくベンゾジアゼピンの離脱症状だということがわかりました。

ですがそれがわかっても、色々調べた結果、今の医学ではベンゾジアゼピンの離脱のスピードを変えること以外の対処法がないことが判明するにつれ、絶望感にとらわれました。

すでにこれだけ激しい離脱症状があるのだったらいっそ早く縁を切ってしまおうと思い、徐々に減らしていたベンゾジアゼピンを一気にゼロにしてしまいました。今考えるとそれはあまりいいことではなかったのですが、ベンゾジアゼピンを少量であっても飲んでいたら、苦しみが長引くだけなのではないかと思ったのです。

一気に来る前にも、今思うと減薬に伴って徐々に離脱症状の兆候は現れていました。

光がまぶしくよく片頭痛をおこすようになり、また、気温の変化にとても敏感になり、それほど暑くなかったのに熱中症のような症状が出ました。

もともと感覚過敏はあったのですが、それがひどくなっていたのです。自律神経失調か、あるいは年齢も年齢ですので更年期障害かしらと思っていました。

仕事が何とか休めたのは本当に幸いでした。

それから約10ヵ月。

まだ離脱症状は残っていますが、少しずつ軽くなっています。

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